Life for my own use

FIRE準備かなぁ。とりあえずはじめてみる。TBD

佐賀セレンディピティ

 

イカ最高だよ。一度遊びに来なよ。」

 

佐賀出身の大学時代の友人に久しぶりに会うと毎回聞かされていた言葉である。

イカ」は美味しいが、まぁ「イカ」な訳でどこでも食べれるポピュラーな食べ物であり、また「佐賀」と言われても東京生まれ、東京育ちな私からするとあまりにも佐賀の色がない。

 

要するに

 

イカ=一般的な食材」&「佐賀=不明」

 

な訳で、そのため「今度行くよ。」と返答し続けて20数年くらい経ってしまった。

 

20数年の月日が経ってこの度ようやく重い腰が上がったのには訳がある。

そう、「Life for my own use (自分用)」である。

たまたま妻が出張で不在のため、その間を活用して旧友に会いに行く旅を計画したわけだ。ちなみに妻には友人との再会だけでなくどうしても気になる「唐津焼のそば猪口」を買いに行くとも伝えており快諾を得られた訳である。

 

 

いざ出発!

羽田から久しぶりにJALラウンジを経由し、飛行機に搭乗。

飛行機が好きな友人にどちらの席に座れば富士山が見えるかを聞いて席を取ったのだが、離陸直後から記憶喪失となり、気がついたら名古屋上空で見事に富士山は見れずw。

まぁなんやかんやであっという間に福岡到着である。

 

 

 

福岡市内から呼子までは大体1.5時間のドライブ。

佐賀出身の大学時代の友人とまたロードトリップができるとは、あれやこれやと懐かし話で盛り上がらないはずはない。一気に大学時代に戻ったような錯覚を覚える不思議な時間である。

車の中で懐かし話で盛り上がっていたが、途中からハロプロ推し活に現役な佐賀出身の大学時代の友人のセレクションでハロプロ曲がガンガン流れる車に乗った中年2人が平日に謎のドライブ状態になってしまったw。

 

中年のおっさん2人がハロプロを聴きながら謎のドライブをすること1.5時間、今回の目的地である呼子にある「大和」という店に到着した。

 


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早速通されたのは奥の小部屋。どうやら昔「旅猿」で撮影がされたテーブルの様である。さすが20年以上制作会社勤務のキャリアを持ち現役バリバリのハロプロ推し活をしている佐賀出身の大学時代の友人だなと感じさせる一瞬である。ひょっとしてロケで使って先にこの部屋を抑えていたのかもしれない。だが、ドヤ顔も面倒なのでそこは敢えて触れないでおいた。

 

 

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私はメガネをしていたので、ずん飯尾氏の席に陣取り(友人はナインティナインの岡村氏の席)、注文を済ませて、いざ呼子イカとご対面である。

 

 

呼子イカ


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おおー!なんという透明感!透き通る美しさ!

なるほどイカとはこんなにも綺麗だったのかと感激。

コリコリした食感もこの鮮度の賜物か、いつもの食べ慣れた白いイカとは全くの別物である。

またゲソ部分もハサミで切ってもらい醤油を垂らして口の中へ入れた瞬間にギュギュギュッーっと吸盤で口の中を吸い取られ本来の吸盤が機能した時の強さの一角を体感でき、これがちょっと癖になる。ゲソを箸で掴み、醤油をちょちょっと垂らして口の中へ。そしてわざと吸盤に吸われてみる。ギュギュギュッー。病みつきであるw。

 

この後、イカの半身を唐揚げにして持ってきてくれる。


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海苔塩をパラッと付けてパクリ。最高である。

なんと言っても油が軽い。サクサクと揚がっているが油っこさ、油臭さは皆無でありパクパクとどれだけでもいけてしまいそうである。

 

あっという間に完食。大満足であった。

 

いかの活き造り大和(呼子

www.ika-yamato.com

 

 

唐津焼のそば猪口探し

腹は膨れ、大満足な食事をした後は唐津市内で「唐津焼のそば猪口」探しだ。

唐津焼を調べたところどうしても気になる名前を発見した。

 

十四代 中里太郎右衛門

 

約430年の歴史を持つ唐津焼の窯元とのこと。これはぜひ見たい!高すぎて買えるかわからないがとりあえず見てみたい。残念ながら当日は窯元はお休みで見られず。残念だったが駅近くに中里太郎右衛門の作品を扱うギャラリー一番館というのを発見した!ラッキー!

 

まぁ綺麗な器が沢山ある。値段もピンからキリまで。

色々と見させて頂いて、とても気に入ったものがありそちらを購入させて頂いた。

中里太郎右衛門の親戚の中里太亀氏作そば猪口である。

 


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中里太亀 作

 

気に入ったものが買えるとは、有難うギャラリー一番館。

 

 

改めて

20数年の間の

 

イカ=一般的な食材」&「佐賀=不明」

 

もすっかりと変わり

 

呼子イカ=透明でキラキラで最高!」&「佐賀=焼物最高!」

 

と二つの最高と出会うことができた。

 

もしも「今度行くよ。」と返答し続けて20数年くらい経ってしまっており、20年以上制作会社勤務のキャリアを持ち現役バリバリのハロプロ推し活をして一時期某アイドルの運営に関わっていた佐賀出身の大学時代の友人が身近にいたら新しく最高のものと出会えるチャンスなのかもしれないので逃してはいけない。セレンディピティはどこに転がっているかわからないものだな。

 

福岡でも食べまくり、屋台デビューもしたがそちらはまた機会があれば書こうと思う。