Life for my own use

FIRE準備かなぁ。とりあえずはじめてみる。TBD

ファミコン的マネーリテラシー

お金持ち的な考え方との最初の出会ったのはいつだっただろうか。

親や親戚などからお小遣いやお年玉をもらったときには、都度大事に使いなさいと使い方について言及されたことがあるが、お金を増やすことに触れる機会はいつだっただろう。ふとそんなことが脳裏によぎったので幼少期を思い返してみた。

 

スーパーマリオブラザーズ

コインを100枚集めると1UPする。1UPするとゲームを遊べる時間が増える。

 

ドラゴンクエストシリーズ

敵を倒すとゴールドがもらえ、ゴールドは強い武器・防具・道具や宿泊などに使える。

道具やゴールドはなるべく温存タイプだったため、終盤ではお金や道具が余る。

この頃から貯蓄癖があったのかもしれないw。

 

モノポリー・人生ゲーム・桃太郎電鉄いただきストリート

ボードゲーム型でサイコロを振ってとまったマス目でイベントが起こり、手持ちのお金が増減する。基本的に運的要素が強いが、いただきストリートは株を購入でき、ゲームが進むにつれて株の影響が大きくなっていく印象。

 

松本亨の株式必勝学

友人宅にあった株のトレードゲーム。小学生では不明な部分が多かったが、最初にNTT株を買っておくと爆上がりする裏技を見せられた気がするw。

www.youtube.com by たぶやんのレトロゲーム実況

 

 

あとは、お金持ちってケチなんだなと印象つけられたのは、当時の金曜ロードショー(だったか?)でやっていた

マルサの女』(監督・脚本 伊丹十三

www.youtube.com by akaisenshi3

 

このシーンは強烈に残っている。当時小学生だった私はお金持ちになるにはこれくらいケチにならないとダメなんだなと思っていた。

 

年月が経て自分がようやく「資本から所得を得る」にはどうすれば良いかを考える時にようやくこの重要さに気がつくことができたと思う。

 

複利が1%だった場合、元本が2倍になるには72年の投資期間が必要になる。

これは「72の法則」と呼ばれているもので投資経験者であればどこかで聞いたことがあることだろう。

単純に複利が倍の2%だったら元本が2倍になるには36年となる。

 

コップの水=元本をなるべく肥やして、高い複利が効く銘柄に投資ができれば、コップから喉を潤す必要はなく、最初は水滴のように垂れ落ちてくる水も少しずつ増えていくようになっていき、常に喉を潤すことができるようになる。

もちろん現実にはリスク許容度を考慮すべきであるが、マルサの女のこのシーンの比喩は強烈であり、とてもわかりやすくたまに使わせてもらっている。

 

ここ近年でマネーリテラシー関連の情報や資産形成の制度が増えてとても有難い。

当時はわかっていなかったが、改めて振り返ってみると、ファミコン世代のわたしはゲームの中の創意工夫や当時の映画からマネーリテラシーを少しは向上させられたのではないかなぁなどと無理やりこじつけ、この話を元にPS5購入の交渉材料として、妻との決戦に挑もうと思う。